遅くなりましたが「あいちトリエンナーレ」その1
先週からオープンしたあいちトリエンナーレ
内覧会に作家さんからお誘い受けて便乗いってきましたよ。ということはもう報告済みですが
名古屋の画像をアップしなくてはと思っていて中々でした。
まず、名古屋市美術館会場の入り口には建築家の藤森氏の空中茶室?が。
高所恐怖症の私はとてもこわかったのですが、後でこちらまで登ったのです。
200キロまで大丈夫なので安心。
中の様子は
結構広くて4人ぐらいならお茶大丈夫?まあ、3人がいいかしら。
韓国のイ・ブルの作品
薄いオーガンジーがいくつも釣り下がった空間は私好みの色合いいっぱいでやさしい心持ちに
他にもいろいろですが写真はダメなのも多く
野外には
青木野枝さんの鉄の立体が、いつもの小さなパーツが連なって出来る空間とは全然ちがってました。
次に炎天下歩いて納屋橋エリアへ
こちらは作家さんでオープン前日なので作家さんが沢山いらしてました。
自転車発電装置を用いた作品で中の自転車漕ぐと発電して音が出るようですが・・
クリステナ・ノルマンの作品は1991年にソビエトから独立したエストア政府が首都にあったパブリック彫刻を2007年に郊外に移した事に異議申し立てするロシアコミュ二テイの様子過程を表現したもの。
後は色々名前など面倒なので?画像だけですみません。
こちらは日本人の荒井理行氏のコラージュしたものに描いたもので興味を持った。
衝撃的だったのは片山真理さん、作家さんもいらしたがそれはとても美しい方で、両足義足なのですが自分の世界を強烈に持っていて、それをそのまま会場に運び込んだ感じ
11年前のドイツのドクメンタのある年にケルンでマッシュバーニーの大個展をみたのだがその時にそれは美しいガラスの義足のアーテイストとコラボしていたのを思い出してその事を片山さんにお話したらよくご存知でした。
なんだか凄いワールドでした。
名和晃平さんの作品もこのビルの広い部屋一面、薄暗い中に凄い泡の島ができていたのですが視覚的には真っ白で美しかったのですが、私はこの匂いが受け付けずそうそうに退散でした。
青木野枝さんも
こちらの会場は昔ボーリング場だったので
リチャードウリソンはその記憶を呼び起こす作品、一定の時間でボーリングの球が建物からでてきてまた入るのです。
そこから歩いて長者町エリアへ
地下鉄入り口もなんだか何時もと違うと思ったら台湾の建築家集団の青い作品でした。
この地域は私が名古屋にいたころこの長者町繊維街のビルの一部屋に8号室という自分たちで作ったギャラリー空間のようなものがあり閉鎖するまで一時を一緒に活動させていただいた思い出があり、まだ名古屋に現代美術のギャラリーが出来る前だったのでとても私の活動の原点になる所にて思い出深い所です。
関係ないけどこのビル。
久しぶりに色々名古屋の作家さんともあって、元8号室のメンバーとも、彼もまたこちらまでのぞいたというから・・みな年をとったものだなあと〜
こちらの会場も全体が暗い中、編み込んだ黒いゴムのようなものが全体にあるのですがこれ又、ラバーというか、ウレタンのような匂いが強烈でダメでした。
最後に愛知県美術館のある愛知芸術文化センターにて夜にレセプションあるのでそこを見るのは最後にという事でずっと炎天下歩いて移動でかなりつかれていて
奈良美智さんの作品のあるスペースに
とても手作り感満載のカフェがあり、奈良さんもいらしてかき氷やっていて、私はここで休憩してかき氷食べたかったけど
ご一緒していた作家さんの一声で却下、次に間に会わなくなるという事
おかげでかなりの量は見る事できました〜
奈良さんの絵は何ととなりに手羽先の居酒屋「山ちゃん」のピースポーズの看板があって
それをまねてか、パロデイのようにピースしている絵でした。凄い!
一緒に海外の自分の招いた作家さんの作品が展示されていて
「ボクはこういった草の根的交流作家の作品がビエンナーレで一緒に展示できることがしたかったと」会場は普通はただのガレージが壁面が震災の時の木材とかつかって奈良さんワールドの空間になっていてとても居心地よかったです。
その後栄の愛知芸術センターへ
後ろが山ちゃんピースの奈良美智さんの作品、勝手に掲載ごめんなさい。
by nobukoueda | 2013-08-17 14:15 | 展覧会 | Trackback | Comments(4)
空中茶室、面白いですけど、揺れそうですね。
外から見ているとどんぐりのよう・・・・
実に様々な作品があるのですね。
実際に見たら、もっと作家さんの思いが伝わってくるのだろうなと・・・
名古屋の近くに住んでいたのに、山ちゃんの手羽先、一度も
食べてことないんですよ。
息子はこちらからわざわざ食べに行ってました。
結構安定していて外を見なければ良い感じでしたよ。まあ、強風吹いたり雨なら怖いでしょうけど。素材感はネイチャーで良かったです。でもまあ、長いはむりかも。
現代アートはインスタレーションばかりなのでその場で見ないと全部は伝わらないし、見ても良くわかないものありますよ。
私も山ちゃんの手羽先持ち帰りで食べたことあるけど、あれは居酒屋で揚げたてが美味しいかと思いました〜
涼しげでいいけど、もう若くないので、実際は梯子の上り下りを
考えると無理かも。
計りを土台にしているのには"大丈夫?"
計りにずっと乗せていると計りがバカになるって
云いませんでしたか?
角以外は同じところをはりがさしているのでバランスが
ちゃんととれているんでしょうね。
この建築家の藤森氏はニラ屋根の家とか自然なユニークな家を作っていて好きですが、まあこれは本当に景色の美しい所だとツリーハウスみたいでいいけど、名古屋の殺風景なビルを眺めるのはあまり感動しませんでしたね。
長居は無理かも〜
はかりはバランスとれていたかとおもったらちゃんと見てましたね。角はちがってましたね。でも3ヶ月もこの状態ではきっともう、ダメかもしれませんね。会期中に支えられなくなって〜
まあ、多額の予算がついているので
使えなくなってもいいや〜かしら。