製本作業 のりの作り方
今回は版画展なのですが、版画をボックスタイプの額にいれますが、本の装丁の扉に版画の作品を飾って展示するためいくつか製本表紙を作りました。
その時手作りのノリではっていきます。
のりの作り方
小麦粉:水=1:4
の割合で鍋に入れてはじめ中火で、よくかき回せてとろりとしてきたら弱火でしっかり玉がなくなるまでトロトロにしたら出来上がりです。冷蔵庫に入れたら2週間ぐらいは大丈夫です。
合成ノリよりふのり(ヤマトのり)やこの小麦粉ノリがとても優れています。
やっと額装も完了。
明日搬入
展覧会は京都市美術館別館にて24日から29日までです。
毎度の事ながら間際に完成。
息子の早朝のバイトも終わって、春休みを楽しんでいるようですが私も朝の気が楽になって、これで4月から子供がずっといなくなったら怠惰な生活になるのではと危ぶまれています。
が、今のところ4月に2つの展覧会と5月はベルリンでの展覧会と予定が詰まっているので当分は張り切ってやらざるをえません・・・でしょう。
by nobukoueda | 2009-03-22 14:53 | 制作 | Trackback | Comments(10)
ここ2年はアイロンで付く障子紙を使っていますが。
作品が完成してほっとしているところですか?
製本表紙も作ったり、何から何まで全部ご自分でやられるんですね。
4月、5月とお忙しいそうですが、作品が発表出来る場があるというのはいいですね。
お疲れにならぬよう、良い作品を発表してくださいね。
製本表紙に飾る額装の作品、どんな感じかよろしかったら見せてくださいね。
コメントありがとう。
昔母などは残りご飯でノリ作っていた様におもいます。
今でも専門の装丁家さんもこの方法でのりつくっていますよ。
作品額装したら、なんだか気が楽になったのかお昼ねしてしまいました。^^;
今度は自分のノートをこの方法でつくってみようかしら・・・
又展覧会の写真アップしますからみてくださいね。
所でリンクしたいとおもいますが、よろしいかしら・・・といっても他のサイトのが上手くリンクできるかどうか・・ですが。
虫が食べそうです・・あ、そうか、だから古い本は虫が食べている?
と、のりもすごいですが、本の装丁も出来ちゃうんですか?
どんな版画が貼られるんでしょう・・waku waku
本の装丁といってもいい加減なものですが、こんなにたくさんやったのは初めてで結構いい加減ならできるものだと。
木版画家などはこの方法のノリを作ってやっていますよ。というのは友人の版画家からそれもフィンランドの方から教わりました。
わ〜、美しい表紙ですねー!
とーってもnobukoさんらしいです^^
あ、作品のための製本だったんですね!
小麦粉のノリ!!なるほどーーー
わたしはやまとノリを使ってましたが、
小麦粉ノリ、ちょっと作ってみたくなりました^^
遅くなって、こんばんは~
いつもありがとう。本当のほんの表紙だとちょっと雑なところがありますが、まあ、これは、その上に版画を飾る台座みたいなものなので多少は雑でも・・・いいかしらと。ヤマトのりで十分ですが、たくさんいるときはこれはすぐれものです。カップ1杯の小麦粉ではすごい量になるので初めは少なめがいいかもです。