オニのお面 造形絵画教室作品
紙粘土でオニのお面を作りました。
右はオニ型があって、そこに粘土をつめて型どりしたものの上に和紙の色紙をはったものです。
R君の作品ですが、なかなか渋くて立派にできました。
左は新聞紙で好きな形の型を作ってその上から粘土をつけて乾いたらはずしました。
優しい、かわいい鬼の出来上がりです。
Yちゃんの作品です。
これは支援学校にいっているYちゃんの作品ですが、茶色の和紙を本当に細かく破いて一つ一つとても根気よく集中して貼り付けていきました。同じ色でもやはり、1枚ではなく細かい数の張り合わせは表情が違います。大きく口を開けて歯もつけてとてもおもしろくできました。
私はもう、すっかりオニであるとか、(これは弟君の顔らしいけど)何であるとかということはすっかりわすれ・・
ただただ みいってました。
左はお姉ちゃんのMちゃん とてもいろいろな紙をバランスよくはりつけて
右は幼稚園の妹のSちゃん 本当に小さな四角の折り紙をつなぎ合わせて縞模様のオニにしました。口が力強く堂々として、でも目はなんともやさしい。
どんなデザインにしようかと・・本当にこどものあたまの中はぐるぐるいろいろな発想を瞬時にひきだします。
節分まで粘土が乾かなくて1日遅れてしまったけどみんな立派な鬼ができました。
豆もおやつに年のカズだけ(それに1つたすのかしら?)たべました。
右は姉妹のお姉ちゃんのNちゃん お鼻のユニークなバランスとてれたデザイン
左は妹 Sちゃん 自由にぺたぺた 楽しいオニさん
今回 型どりと自由な形と2つやりましたが、やはり、こどもにはこどもの形があるので立派な整った型ではなく一人一人違う、たとえ左右違っても自由な方のほうが個性があってよかったかな~と
かわいい笑顔ををみておもいました。
by nobukoueda | 2009-02-05 11:01 | 子どもアトリエ展 | Trackback | Comments(6)
こんな教材考えるのもnobukoさんなんですか?
素敵!
どれも、怖い顔をしていないのが不思議。
「鬼のように怖い顔」って、
もうこんな代名詞ないのかもしれませんね。
そうなるんでしょうねぇ。。。目だけ描いても面白いかも。。。(^^;)
これは以前オニの展覧会というのがあってそのときいろいろ直につくったので、少しだけ型があったので、子供たちにもやらせてみたのです。絵の具だけだとまた、似たような感じになるかと今回は貼り絵に・・・
オニの顔の見本なかったのでそんなにこどもたちは怖い顔というイメージ持ってなかったかもただ角があるものぐらいにしか把握してなかったかもですね。
確かにそうなんです。実は後、目や口などはアクリル絵の具でかこうといっていたのですが(用意していたのだけど)結構顔の面を張る作業が時間かかって、もう、絵の具までのエネルギーはなかったかんじです。なんといっても幼稚園と低学年のこどもたちだから・・
でもすぐ横にあらかじめ用意しておいたら手軽にできたかもですね。
次回の時は是非にです。きっともっと表情豊かになったでしょうね。あんがと。
わたしがこどものとき、鬼っていえば、顔が赤黒くて角があって、口をかっと開いていて、団子っぱなで、っていう思い込みがあったんじゃなかったかしら・・・?
以前、息子の託児所で一寸法師の話をしたのですが、鬼を英語でどういえばいいのか困り、結局”Devil"と表現しました。
でも、Devilは悪魔だから、やっぱり鬼じゃないんですよねえ。
モンスターは怪物だし。
私もあまり子供たちに先にオニがどういうものか見本を見せたりもせず、楽しいユニークなオニにしようというかんじでしたからこんなになったのかしらね。また、絵の具で描いたら違っていたかもしれませんね。
オニは英語でなんというかわからず、「Demon」と伝えてしまったことがあったような、ちょっとイメージちがいますかねえ。
アメリカには角の生えたオニのお話はないかしら・・・。でも今はもう、若いお母さんは一寸法師のお話なんてしないかもしれませんね。外国でも、日本のおとぎ話聞かせてもらって・・うれしくおもいます。以前教室でもマッチ売りの少女も知らない子がいてびっくりでした。