朝もや  ドイツ オストハウス美術館

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今朝はオットさんが出かけたので本当に早くにおきた、朝もやがとても美しくカメラを取りに中にはいって、でてきたら、もう霧に覆われてわずか、この西方向のところの空が美しくのこっていた・・・が、この圧縮では下手な油絵風なような気がする。

 ドイツのはハーゲンという町に出かけたがここは、6年前に1ヶ月滞在した町。
そこにはカール・エルンスト・オストハウス美術館という現代美術のコレクションの美術館がありそこにジークリット・ジグルドソンという、女性作家の書架インスタレーション「静寂のまえに」がある。
 当時はじめてみたときは何もわからず、(女性の作家ということも)ただただ、その迫力に圧倒されただけだったが。
 帰ってから、それがドイツの過去の歴史のドキュメンタリーを、本という形に作家が色々な記事、手紙、新聞の切り抜きなどをスクラップブックのようにはって
 それらすべての本が泥水に一度つけたように深い色に変色している、それが、周りの本棚いっぱいにあり、又、中央のテーブルにものっている。これはどんどん増殖しているという。

 ジグルドソンという作家のことがもっと知りたくなってぜひ、その町に行くなら、もう一度美術館に行って資料か、カタログ買ってきて・・・と頼んだけど、すぐ帰えるし、そんな時間はないと却下。
 世の中思うようにはいかない。

なぜか、近頃本の形に魅力あり、アンゼルム・キーファーという同時代の作家も200冊の鉛の本の作品がある。
 そういえば、私も小さな本の作品を大理石でつくったなあ~
小さなもの1つや2つはただの置物かも・・
でもやはりそれが200も300もあれば・・物質の語るものが明確になってくる
人の心に響くメッセージとなって

by nobukoueda | 2008-08-21 00:18 | 大原 | Trackback | Comments(0)

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