ギャラリーめぐりな1日
京都のギャラリー三条にて6月に行われる企画展に呼んでいただいたのでその打ち合わせにギャラリーまで、
ちょうど黒田暢型染展が開かれていた。
作品はそれほど大きくはないがとてもたくさんの作品数。
一つ一つの構図がとても粋というか、動きがあっていい。
色もとても鮮やかで美しい。
コメントがついてなにか本の表紙になったようだが、そのストリーと単純化された絵が型染という技法によってとても見るものに生き生きと伝わってくる。
他に花などの形をとてもシンプルにかつ大胆に描く感覚は現代的でとても80歳(?以上)のお年とは思えなかった。
ちょうど木村重信先生もいらしてとても褒めていらした。木村さんがあんなに素直に良いなあといわれることになんだかびっくりした。
美術評論家の先生はもっと分析するように批評されるとおもっていたのにただ感動したことを本当に素直にコトバに表されていた。
それに以前よりなんだか若々しくてダンデイでかっこよかった。(ドサクサにまぎれて一緒に記念撮影)
もっとお話伺いたかったけど次の予定のギャラリーへ。
京都はこの三条河原町あたりにギャラリーが集まっている、ギャラリー中井とギャラリー中村と、寺町通りの平安画廊ここは版画専門の画廊で今日は木版の展覧会。
グループ展に誘っていただいた米子からいらしてた物部さんはここで帰って、野村先生とおそばをいただく。
若竹そば・・・わかめとたけのこが入っていておいしいお蕎麦屋さんでした。
京都市美術館では物部さんたちがだされている、GE展をみてちょうど息子を迎えに行く時間となる。
このGE展も一人一人かなり大きな作品出していて見ごたえはありました。
ずっとご年配(失礼!)の作家先生と一緒でしたので、写真とれず美術館周りはとてもよい天気で桜も満開にてとてもにぎわっていました。
何度もお手紙いただいていた野村久之先生とは初ご対面でしたのでなんか緊張した1日でした。
今までたくさんのグループ展しましたが、こんなに大先輩のかたとははじめてにてちょっととまどっていますが、
すごい大先輩なのに案内状一つもとても丁寧に打ち合わせしてよい展覧会にしようとずっと前から準備されている様子を目の前にしてちょっとびっくり、
何も未だ作品できていないノブコサンはコトバなくただただ反省
展覧会というものに対してのきもちが私はもっと軽かったような
すごくキャリアのある先生方が学生のように展覧会の話をしていることになんだか新鮮な驚きを感じ
ぎゅ、ぎゅっと帯を締めなおしたノブコさんでした。
(帯もベルトもないけど・・・^^)
by nobukoueda | 2007-04-10 22:09 | Trackback | Comments(6)
アートにあふれた町であることを知ります。
さらに広がりを増したように思います。
次行くときの楽しみが増えました。
ありがとうございます。
京都は染織のレベルと日本画のレベルは東京におとらずトップレベルの方がいるように思います。染織の色はしみこんでその素材と一体となって美しくかがやくような・・・