京都市美術館の彫刻は破壊されました

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本当にあっという間でした。
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あまりにもそれは突然起こってしまって
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今もってここ数日の出来事が嘘のようです。
そして昨日の朝は
美術館の冨樫先生の彫刻は一つになり
きっともう今朝は
この美術館の前には彫刻はないでしょう。

美術館は作者の了解も得ずに所蔵品であるこの彫刻を無残にも切断して大きな穴まで開けました。
美術館のすることでしょうか。

8日、9日と美術館前で抗議行動しました。
今日も11時半から抗議行動する予定です。
私はちょっと今日は行かれませんが


再建するための設置プランが本当に可能かどうか検討してから工事にかかると言っていたのに、それもせずに、作品には傷一つつけずに掘り起こして移動するということで了承したはずなのに
あっという間の二日間で倒されました。
その前日に作者には知らされて、NOとは言わさないぞーという感じでした。それでもNOと言わなかったのに、巧妙にしっかり準備されていて切断されました。

市議会の承認もなく美術館は実行しました。
作者が了承していると考えているーみたいな曖昧な報告をしたようです。

冨樫先生を知るものとして
あの彫刻が大好きだった者として
日本一、いや世界一かもしれない
高くそびえる
空にかける階段ーという作品
石の作品

もっとやるべきことがあったのではなかったか
無念でなりません。

又必ず
再びこの彫刻に約束したように
再建設置してください。

by nobukoueda | 2017-08-10 06:29 | Trackback | Comments(4)

Commented by hirojoe at 2017-08-13 02:40
え!?結局破壊されてしまったの???
Commented by nobukoueda at 2017-08-14 08:48
hirojyoさま
そうなんです。下の方とはいえ、作品はきられたのです。大きな穴も開けられて
あまりにも私たちにとっては突然にでした。ことばもありません。
Commented by tawrajyennu at 2017-08-16 10:14
こちらからもこんにちは♪
ひどい話ですよね。
nobukoさんFBで一部始終を見聞きしていた者として、
本当にこんなことが起きてしまったなんて考えられません。
美術館の人たちは、作品をどう考えていたのでしょうね。
市のトップは、どうしてあの人が?という話も
聴いたことがあるので、さもありなん・・・なのかもしれません。
1度壊されたものは、二度と同じものにはならないということがわかっていないのでしょうね。
Commented by nobukoueda at 2017-08-16 16:53
>タワラジェンヌさま
 本当に5月からずっと彫刻の対応に追われていました。何度も美術館前にてマイクももったのですが、実はあまりそんな経験なくて本当に自分の力量の小ささにあらためてでしたが。
 とにかく高齢の石の彫刻家の作品が作家の意思に反して、ましてやちゃんと美術館と切らずに掘り返して横にすることを確約していたのにこんなことになって、彫刻家は葬式やと言われてました。所蔵品なのに、もう私たち市民の財産でもあったのに本当にひどいです。ルーブル美術館地下のアーケードみたいなショップが連なる美術館をイメージされているようです。美術館はモニュメントとか、記念碑みたいな言い方になって彫刻として扱っていませんでした。心ある学芸員は口をとざし、館長は一切表にでてきませんでした。大好きな美術館に初めて不信感を抱きました。何とかこれからあたらあしい美術館に再設置されるように動いていかなくてはと思っていますが。頭が悪いので弁護士とかもう、そういった専門の方との交渉かもしれませんね。
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