先日の彫刻家協会の展覧会の作品は
私のは 月夜に芽生える家
会場にて
こちらのは冨樫実先生の 空にかける階段
実は今
京都市美術館の園庭に11メートルもある冨樫先生の作品が撤去、壊される危機に陥っています。
私たちは美術館前でも抗議して
それは先日の毎日放送のVOICEでも放映され、昨日の市役所での抗議のことも昨日のVOICEのニュースで取り上げていただきましたが
日本一、ひょっとしたら世界一高い石の抽象彫刻だと思います。ギネスに登録したら壊せないだろうというアイデアも出ています。
美術館側は土壌汚染とか地震倒壊危険の恐れありという理由で分割撤去しか方法がないというのですが初めから残す方法の模索をせずにたった一業者の考えで事を進めようと水面下で行うつもりでした。作品は竹内栖鳳や素晴らしい美術館の所蔵作品と同じです。
私は美術館に入る時出た時に当たり前のように先生の石の作品を見上げて元気をもらいました。石のこんなに大きな作品があることが誇りでもありました。
美術館の所蔵作品はもう私たち市民の宝です。
それを守り保全する立場の美術館が今作品を壊そうとしています。知恵を絞ればきっと移転するにも壊さない方法があるはずです。
昨日の市役所での市議会で何とか土壌汚染とか地震倒壊危険のそのデータを公表し検討するまで工事はストップということになりました。
一時は冨樫先生は美術館の上手な言葉に工事が中止になると喜んでいらしたのに、どうしてそんな目の前で誤解を生むような言い方をされるのでしょうか。何度も崖から突き落とすようなやり方です。もう高齢で昨年は一度倒れて入院されてまだ時に記憶も定かでないと伺いそこに漬け込んで全て先生の了解の元ですと。
凄い時間と労力とお金も注いで魂込めた作品を誰が切り刻むことが了解できましょうか。
今日の京都新聞でも取り上げられているようです。
もし分割反対の意思がございましたら
京都市美術館の館長、副館長あてに抗議のはがきを送ってください。
よろしくお願いいたします。
宛先は
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124
京都市美術館 潮江宏三館長 川口副館長 宛
文面例 「富樫氏の作品を撤去しないで!」「富樫氏の作品を分割破壊しない
で!」など
FAXの送り先は075-761-0444です。
電話の抗議は Tel.075-771-4107です。
差出人は住所氏名を描くのが望ましいですが、名前だけでも結構です。