パラソフィア 京都国際芸術祭2015

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ケイトさんとの京都での最後の日はあいにくの雨でしたが
パラソフィアに行って来ました。昼前ぐらいだったので
まずはメイン会場の京都市美術館です。
入り口は黒板みたいになっていてチョークでなんでも描いてもいいみたい〜
で、落書きとサインして来ました。
ギャラリー空間は何時もの壁ではなくて綺麗な白い空間に作られてそのホワイトキューブの展示空間の合間にチラッと現れる
京都市美術館の重厚な壁や意匠、その空間が際立って美しく感じられました。
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ドアのレリーフや欄間を想わせるような質の高い彫り物が施されている意匠。
大理石の壁にはアンモナイトでも探したら見つかりそうです。
京都市美術館の展示空間には自然光がはいる部屋もありそれは美しい光が入って素敵な空間なのに、変に壁をつくってました。
なんだかこの自然光がはいるのが規制の規格外らしい?のか美術館の改装の話があるらしいですが
素晴らしいこの時代の粋を集めた建築を是非とも残して欲しいものです。
パラソフィアの作品は直ぐにドイツで見た
ウィリアム・ケントリッジの作品がありましたが、カッセルで見た凄い迫力ある大掛かりな構成ではなくて規模の小さなものでした。
でも辞書にドローイングしているのはコラージュみたいで中々好きでした。
映像も多くて、ケイトさんと2人なので中々最後までというか全部見たものはなかったですが
まあ、どうしても初めから最後までとじっくり見たいと言うものは少ない感じです。
空を飛びたいという欲求から木製飛行機を作って何度もトライする映像はドキュメントとしてはよくわかって面白かったけどさて、これのどこがアートなのかしらとー
でも幾つか興味深いものもありました。
広島アートドキュメントで昔出会ったフランス人の作家さんドミニコ・ゴンザレスも出されていてなんとなく作家を思い浮かべながら作品楽しみました。
何時もの美術館裏のところがカフェになっていて裏庭がとても美しく

ランチは美術館でて細見美術館の地下のレストランへ、
私はビザ、ケイトさんはパスタを食べて隣の美術館のショップが和ものばかりなので外国の方にはとても興味あり、ケイトさんはお土産を買ってました。
雨の中でも桜満開の川端通はやはりワクワク気分です。
ケイトさんとも駅で別れて、
なんだか展覧会から続いた長い仕事が一つ終わった気分でした。
刺激を受けて
次の作品もなんだか少し変わった気もします。


by nobukoueda | 2015-04-06 17:10 | Trackback | Comments(0)

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