ドイツ日記176ーウイーンのカールペランテルさんの彫刻2
ドイツ日記の続きで
ウイーンの郊外、プッチング村のプランテルさんのご自宅からウタさんの運転でカールさんの作品や他の方の彫刻が置いてある所を案内していただきました。
プッチング村ののどかな田園風景の中に点々と彫刻が点在しています。
広いのでここは車の中から見ています。
まだまだ沢山写真にはとったのですが、これらはカールさんの作品以外に彫刻シンポジウムの時の作品もあります。
そして、近くに
カールさんのお墓があるので行くかと聞かれて是非にと
お参りする事に
村のお墓の沢山並ぶ一角の最後の広いスペースに
カール・プランテルさんのお墓がありました。
それはまさに彼の作品でありました。
そして、そのお墓の遠く向こうの丘の上に彼の作品もおかれているのです。
それを見守るように・・
生前お会いする事もなくこのような形での出会いでしたが
この場にくる事できた事に、お元気な時に伺う事できたらどんなにか・・
とか、色々思っているうちに涙がとまりませんでした。
優しい、ウタさんと私とカールさんと(お墓ですが)一緒に記念撮影もしました。
それから カールさんのスタジオに伺います。
スタジオの前の広いスペースに沢山カールさんの彫刻が置かれています。
本当にたくさんの作品でまだまだあるのですが
私が写真撮っている間、ウタさんは敷地内の畑で手作り野菜を収穫。
建物の中にも作品はいっぱい
日本にもシンポジウムでいらしたカールさんは日本がとてもお気に入りだったらしいく畳のコーナーにも作品が
自然な石もふんだんにに使われたすばらしいスタジオは現在カールさんの作品展示とウタさんの絵画のアトリエとしても使われていました。
そろそろお昼時間も過ぎてランチタイムとなって
ウタさんのご自宅でお嬢さんのカテリーナさんが手作りされたお料理が用意できてると連絡あり、
ダイニングコーナーには次から次へとお料理が
ウタさんはメイン料理はなに?と上からみただけではわからない・・カテリーナさんにきいていて
それはポテトの下に隠れたポークステーキでした。
本当にお野菜一日で、見た目にもとてもきれいです。
それぞれのお皿がグリーンの野菜の炒めたもの1皿、黄色いパプリカの炒めた黄色のお皿、カボチャの鮮やかな黄色の皿、トマトとチーズの赤い皿、メインのポテトのお肉のオーブン焼きと、
我がオットさんのお皿に黄色いものがないからウタさんはしきりに色が悪いから他の色を入れた方がいいとすすめる、その言い方がとても絵描きらしく創造的。
が、カボチャの苦手なオットさんは・・ほんの少しだけ・・
お忙しいのに本当に暖かいおもてなしを受けました。
そして、食後は自宅の前の通りをはさんだお迎えに以前レストランだった所をプランテルさんが譲り受けてスタジオと展示空間にしている所を拝見です。
また次に・・・
by nobukoueda | 2012-12-13 14:34 | ドイツ便り | Trackback | Comments(2)
見るととっても色合いがよく出来ていることを
「流石我が娘だわ」と絶賛していたことを思い出しました。(笑)
カールさんの作品の特徴は傾いでいるような!?
私はいままでサラダ1皿ならその中に色々カラフルな色を混ぜてと思っていたのですが、カテリーナさんはそれぞれのお料理は単体の色を決めて盛って、最後に自分のプレートの中で美しく彩られる事を考えていたようです。
カールさんの作品はとてもシンプルな形の中に優しいふくらみがポコポコとあるような感じですね。自然な石の形も生かしてなので傾いているのもいいかもです。