ドイツ便り97−6月16日(土)KUBACH-WILMSEN石の美術館

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1983年の古ぼけた案内状を私はずっと大切に持っていて
いつか機会あればぜひとも見て見たいと思っていた。
実はかなり以前ですが、大津で「触れてみる展覧会」のような企画あってそのときに彼等の作品「イカロス」だったかをみているのですが、それは、石の彫刻で分厚い本が開いてあたかも空に飛んで行く羽のようなイメージでしたが。
そして、月日がたって安藤忠雄氏がクーバッハ氏の彫刻美術館を設計したという話を聞いてぜひともと思って調べたら、ダルムシュタットから日帰りで十分いける距離とわかって早速休みにオットさんとともにいってきました。
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電車でマインツというところまで30分ほどでそこから又乗り換えてて30分ほどでバッドミュンスターアムステインという駅に着きます。
 なんと朝は日焼け止めクリームがいるかしらというぐらいよい天気でしたが、ついたら雨もようです。
11時過ぎについても美術館は昼過ぎ2時からで
ずいぶん時間はあるのでゆっくり歩きながら街を探索
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街の名前にステイン(石)がついているぐらいなので回りには立派な岩の山です。石がとれるのでしょうか。
ちょっと公園があるのでよってみて、
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立派なレストランです。
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入り口に大きな壁のような滝のような
水を浄水でもしているのでしょうか。
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小さな街の憩いの公園のようです。
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細い吊り橋を渡ってしばらくいくととてもきれいな景色のところに
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「わ〜!ターナーみたい〜」と声あげたら、「ちゃんと書いてあるじゃないか」と、かわいげない返事。
ターナーおじさんもここから同じ風景をみていたのだと‥‥気にしないで感激。
どんどんいくと
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少し遠くの山の上にお城がみえます。美術館はそのまた向こうです。
登らずにまわってもいけますが、登ってみる事に
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はーはーいいながら途中、この像のあるところがちょっとした展望台スペースに
こちらで休憩持ってきたチーズパンたべて簡単にお昼です。
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景色はとてもよくて街が一望できます。
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古城といっても今は大きなレストランと宿泊できるホテルのようなもののようです。
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大きな井戸の蓋のような感じですが、凝ったデザインです。
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幸いに土砂降りにはなりませんがお天気はわるいですが、この景色のずっと左の端の上のところまでいかなくてはなりません。
途中なんだか道無き道をいく感じでサンダルで来た事後悔しながらあるいて
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美術館の入り口になんとか到着
普通はバスかタクシーでくるところでしょうけど。
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まだこの先です。
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先にプライベイトな工房の方にきてしまいました。
こんな所がすきです。
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そしてどんどん、先に行くと手前にまたまた工房が
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クーバッハさんが仕事していたのでしょうか。
残念な事に彼はもうなくなったのですが、パートナーのアンナさんはお元気そうですが、丁度この工房の先から素敵なお嬢さんがいらして、美術館に来た事伝えたら、2時からでおばあちゃんがくるからということでして、クーバッハさんのお孫さんでしょうか。
2時からですが、まだ30分ほど早かったので周りの彫刻をゆっくり見る事にしました。
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周りはなにも無い広いところです。
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はじめの方の作品は本のシリーズではないですが、色々大きなモニュメントも手がけています。
ゆっくりまわりが彫刻の道のようになっていてぐるりとまわってみました。
そしたら、車で年配のご夫人が来て安藤氏の門をあけてくださいました。
さて、これから美術館です。

by nobukoueda | 2012-06-18 21:27 | ドイツ便り | Trackback | Comments(2)

Commented by eintropfen at 2012-06-20 05:12
素敵な街並みですね。 やっぱりドイツの街並みをみるとほっとします。
Commented by nobukoueda at 2012-06-20 06:57
>eintropfenさま
小さな街ですが、自然の中、ほっとしますね。ハイキングもよい思い出です。
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