作品 消える!
4月3日まで京都府庁に展示していた作品の一部の「芽生える家」の12個のうち・・なんと5つも忽然と消えていた。
野外彫刻では、すぐ持てるような小さなものはむいてないことはわかっていたのに・・
昨年、植物園に展示したときは大丈夫だったし・・・
京都府庁の中の庭だし・・・隣は警察署だし・・・
ということで、なくなるとは考えもしなく展示していて、何度か見に行ったときは異常なかったから
というわけで 今、つくり直している。
これは又フランスで展示するときにもっていく予定にしていたから、もう今週末に荷造りしなくてはなのに。
「芽生える家」
この作品の小さな家です。
この コドモたちが5つがなくなってました。
わかったときはとてもショックでした、1つだけなら、私の作品とても気にいってくれたのだろうと・・
でもほぼ半分の5つもなくなっていて・・・
これは震災の起こった後に中央の木の部分を震災の新聞記事などでコラージュして、祈るように作り直したものです。
どんな、人災〈戦争〉、天災、自然災害にあっても、地震で崩壊した家であって
いつか、時間かかっても
私たちはきっと希望の双葉の芽をだすのだ・・・と。
「森の朝ーPRAY]
PS・ 今日まで神戸の王子公園駅の原田の森ギャラリーにて、大学の同窓生の展覧会に出品しています。午後から1時過ぎですが、当番で行っております。お近くの方はぜひご覧ください。今日は4時までです。
こちらは版画ですが。
いつもありがとうございます。
by nobukoueda | 2011-04-17 08:34 | 制作日記 | Trackback | Comments(18)
のちに気づいて戻るようなことがあればいいけれど、無理かなぁ。
ひょいと持てるくらいの大きさというのはやはりこういうこともあるのかしらね。
5つもというのが、なんか腹立ちますね。どうするつもりなのかしら。
とても魅力的な家ですね。コラージュしてあったんですね。
気に入ってどうしても欲しいのであれば。交渉するという手が
あるのに残念です。
タイガーマスクの様な人もいると思えば、こんなことする
人っがいるなんて信じられませんね。
nobukoさん頑張って下さい。
もどっては来ないと思いますが、ついつい愚痴ってみたくなって・・・当日は悲しかったけど今は大丈夫、ありがとうございました。
そのときはとてもショックでしたが、今はまあ・・・いい勉強になったと。
屋根のところに古い和とじ本を貼ったり、いろいろとでした。ちゃんとコレクションしてくださった方もいるというのにです。
とても素敵な作品だから持って行きたくなったのでしょうね。
それにしても盗んだこと自体が許しがたいし、
祈りの気持ちで創られた作品だっただけに、そんなことをする人がいることがとても悲しいですね。
フランスでまた作品を発表なさるんですね! nobukoさんもまたいらっしゃるんですか?
ほんとにそのときは悲しかったけど、今はそのおかげで又もう少しいいものができそうです。
よいお天気が続いていて何とかできそうです。
6月末に又フランスとポーランドであります。いきますよ~ん。よかったらみにきてよ~ん、^^;
確かに世の中思いもかけないことがおきるものです。いろいろな人がいるってことよね。今はもう、大丈夫よ。何しろ楽天的かもだし、ここで皆さんに聞いてもらったらすっきりでした。ありがとう。
「喪失と再生」を地でいく作品になりますね。不思議なめぐり合わせの作品かもしれません。
そんな事は無いのですが、亡くなった方々が、あちら側での「家」としてさらっていった。
そんな風にも思えてきました。
ホントに京都府庁は警備もあって おまけに京都府警も真横に
あると言うのに。。
必ず悪い人は見つかると信じてます!
私はnobukoさんのお陰で素敵な作品&京都府庁の見学&
満開の桜が観れたので大満足の1日でした(^-^)v
そうか、そうな風に考えたら役立ったかも知れず、喜んでくれていると思うとす~と、気持ちが優しくなりましたね。そうね。お空に飛んでいったのかもしれませんね。
搬出を人にお願いしていてこんなことになってしまってかえってとても残念で迷惑かけてしまいました。
自分の想像を超えた現実がおきてしまって、その大きさの前には作品があまりにも小さなものであると実感しています。