木版リトグラフのワークショップ
1日の日曜日に元立誠小学校にて今回の「まなびや2009」のイベントの一貫として木版リトグラフのワークショップが開かれました。
前日から澤岡泰子先生には東京からいらしていただき私も材料や、参加者の人数申し込みなど事前にすることもいろいろで結構大変でしたが、無事終わってほっとしています。
もちろん個別にそれぞれ版画にしてから
全体に皆さんの作品を1枚の大きな紙に仕上げて
ジャジャーン~
もう一枚も
総勢20人はがんばって朝早くから、なんと東京やら名古屋からの参加のかた、大阪からも日曜日にかかわらず参加していただきうれしかったです。
それに今回は来年の版画用カレンダーも用意してみなさんに刷って頂きました。
(なんと、準備や指導など忙しく後半写真撮れず、すばらしいカレンダーの写真ありません^^;)
いつもの自分のペースでもりだくさん、版画も4枚、また、カレンダーと共同大判版画と6枚も皆さんに刷ってもらってちょっと大変だったと、特にはじめての方にはしんどい思いをさせてしまったかと・・・
でも
とてもたのしかったと後から言っていただき
まあ、成功、皆さんの作品もとてもよかったハイレベルで感激でした。
東京から事前のお手伝いまでさせてしまった澤岡先生
本当にありがとうございました。
(今回はじめてのインド帰りの友人レシピのインド式カレー、すごく辛くて、鼻からも汗流しながらでも食べていただき本当に失礼しました。^^;)
来年早々にメキシコでも展覧会とワークショップされるとのことご成功願っております。
そして DVDの映像もうまくいかず、音楽もいまいち事前チェックできていなくてご迷惑おかけしましたが寛容な参加者の方々
ありがとうございました。
朝一番からまずは澤岡先生の木版リトグラフとはどういったものかの説明からはじまり、
その次はソリッドマーカーという油性ペンで描きます。
黒く描いたところにインクがのって黒く製版されるのです。
描いたら、版にSK液をぬります。小口にもしっかりぬってとめます。
SK液(アラビヤゴム液)はウエスで伸ばします。
そして本当はしっかり一晩かわかすといいですが、最低でも1時間乾かすということでランチタイムです。
他のコンサートなどもやっていて中には模擬店風カフェなどあって、皆さんパテイオで休憩とかいろいろ、
その後、霧吹きスプレー使って水をかけながらまずはSK液をとってから油性インクをローラーで何度ものせます。このとき版画乾かないように時々水をかけます。
インクがのったら湿らした和紙をのせ新聞紙をのせて足ふみプレスです。
こちらは大きい共同和紙をみんなで踏んでるところですが
そして、まずは白黒で刷り上げます。
おお~ 仕事が早い!一番です。拍手が沸きました。 パチパチパチ
白黒で試し刷りしてから今度は黒のインクのせてから水性絵の具で周りなど色付けしたら1版多色刷りです。
カレンダー作品写真無いからと、参加していただいた友人にこの書き込み中メールしたらなんと心よくすぐ送っていただきました。
お忙しい中 ありがとうございました。
すばらしいできですな~
by nobukoueda | 2009-11-03 11:48 | ワークショップ | Trackback | Comments(6)
いつもありがとうございます。そうね。やるまでが結構いろいろですが、やるたびにまた、発見もあってたのしかったです。
版はアラビア糊でコートしておけば保存できるのですか?
版画というと、子供の頃に木版で挫折した私です。
もう少し大人になってから、楽しさが理解できた気がします。
みんなでその場で創作するというのは、個人作業ながら
面白い相乗効果を産みそうですね。
20人以上となると大変ですが、少人数ならたのしくおしゃべりしながらの制作もいいし、隣の作品見ながら描くのもよい刺激でいいものができそうです。
普通のワークショップの2回分ぐらいしたのでちょっと初めての方にはハードワークだったかもですが^^;